米国債トレジャリーノートの金利が4.85%で利回りが下がった場合、償還日(満期)まで保有した時、買った時と受け取れる金額は変わりないですか?
はい。満期まで保有するのであれば、途中で利回りが下がっても、最終的に受け取る金額は原則として変わりません。
ただし、「金利(クーポン)」と「利回り」は別物なのでそこを整理すると分かりやすいです。
例
額面1,000ドルの米国債(トレジャリーノート)
- クーポン金利:4.85%
- 満期時に返ってくる元本:1,000ドル
この場合、
- 毎年の利息:48.50ドル
- 満期時:1,000ドル返還
となります。
利回りが下がるとは?
例えばあなたが買った後に市場金利が下がり、新規発行の国債利回りが4.0%になったとします。
すると、
「年4.85%も利息がもらえる既存の債券は魅力的」
となるため、その債券の市場価格は上昇します。
例えば
- 購入時:1,000ドル
- 現在価格:1,050ドル
のようになることがあります。
このとき
- 売却すれば50ドルの値上がり益
- 持ち続ければ毎年48.5ドルの利息
を得られます。
満期まで保有したら?
満期では必ず額面で償還されます。
仮に
- 額面1,000ドル
- クーポン4.85%
で発行された債券なら、
将来の市場利回りが
- 3%
- 4%
- 5%
- 10%
のどれになっても、
満期まで持てば
- 定期的な利息
- 額面1,000ドル
を受け取ります。
つまり、
満期まで保有する場合、途中の利回り変動は「含み益・含み損」が変わるだけです。
ただし注意点
受取額が変わらないのは、
✅ 米国政府が償還すること
✅ 満期前に売却しないこと
が前提です。
例えば市場利回りが下がって債券価格が1,100ドルになっても、満期まで持てば戻ってくる元本は1,000ドルです。
逆に言うと、
- 利回り低下 → 債券価格上昇
- 利回り上昇 → 債券価格下落
ですが、
満期保有なら価格変動は途中経過にすぎません。
投資信託(米国債ETFなど)と個別国債ではこの点が大きく異なります。個別のトレジャリーノートなら「満期で額面に戻る」が基本ですが、ETFには満期がありません。ここはよく混同されるポイントです。
- 日本人は米国債を既発債なら買うことは可能だが、新発債を買うことは不可
- 米国債なので為替を考慮する必要がある
- 債券(=国債と社債)
※金融商品をすすめていない(個人のメモ分析)
※金融商品をすすめてはいけないので気をつける必要がある